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ELAC BS312

ELAC BS312で鳴らすグラウンドアイソレーションオーディオを聴きにお客さまが来られるようになりました。

空間を取り込んだソフトをかけると奏者が浮かび上がり楽器の質感が生々しく再現される瞬間を聴いていただいております。

この空間表現に長けた音質はBS312のバッフル面積が極少であるためでは無いかと推測しております。
一般的なダイナミックスピーカーはスピーカードライバーによる電磁音響変換とエンクロージャーによる逆位相音の制御設計が主になっています。
ドライバーの動作環境とエンクロージャー容量は相反関係にあるため当社の試聴室をはじめ一般的な家庭でのリスニングではハーベスのHLモニターより小型のHLコンパクト位のサイズが相応しいのではないかと思っておりました。
拡声器として発達した38cm口径スピーカーのもつ傍若無人ぶりな挙動をハイパワーアンプで抑え込んで鳴らすようなオーディオは過去のものとしても7~8インチクラスのドライバーと先に挙げたエンクロージャーサイズは要るように感じておりました。
バッフル面からの付帯音が気にはなるもののこれ位の口径とエンクロージャーサイズは必要悪とどこか諦めていたことをBS312は打ち破ってしまいました。

金属エンクロージャーのものも含めていくつもの小型スピーカーを聴いてきましたが、良く出来たものでもこのサイズながら「良く鳴る」ものだと感激させてはくれるものの「一生懸命」さが仇になり穏やかに音楽を聴く楽しみに浸れるものはありませんでした。

小型スピーカーを意識させないBS312には「良く鳴る」「一生懸命」さはなく、音楽をそのまま奏で必要な低域を部屋に飽和することなく耳に届けるさまを体験すると部屋の空間容量とスピーカードライバーの口径サイズの相関関係がスピーカー選択の鍵であり、聴く度に10畳くらいの大きさでは小口径が相応しいと感じずにはおれません。

4.5インチドライバーとハイルドライバーだけのフロントサイズから出る音は井上千岳氏がオーディオアクセサリー誌で記された通りスピーカーが鳴っていることを感じさせないものです。

とはいえ鳴らしている「MODEL57」や「MODEL52」の左右スピーカー端子のグラウンド側をビニール線で繋いでしまうとただの「良く鳴る」小型スピーカーに変身してしまいます。
井上先生にBS312のベストマッチアンプに「MODEL57」を推挙して頂いたのはグラウンドアイソレーション効果を認めていただけたものと我田引水しておきます。

第5回テクノマンデー

台風19号の襲来を受けて中止も考えた「第5回テクノマンデー」でしたが、当地昼までの天気は風雨もなく開催することとしました。
さすがに開催3時間前には暴風雨警報が出ており誰も参加されないと思いイベント用に持ち込むことにしたKEFスピーカーのチューニングを試みました。

現在のKEFではなくレイモンド・クック存命中に設計されたと思われるソフトドーム同軸フルレンジユニットを搭載しています。
同社現在のハードドーム同軸ユニットよりもB&W社のソフトドーム時代の製品に通じる人の聴感に訴える音質を持っております。

第5回テクノマンデー①

ほどなく降り始めた雨の中を来場していただいたお客さまにグラウンドアイソレーションデジタルケーブル「CANADIGI」とグラウンドノイズスプリッターケーブル「CANADEL」をアイデア非搭載ケーブルと聴き比べて頂きました。

第5回テクノマんデー⑤cf
アテウマに用意したアイデア非搭載のケーブル群です。

第10回Arbitrary Timeでも取り上げられたウイリアムス浩子嬢のCD「MY.ROOM side1」でもチューニングしましたが、お客さまも評判を聞いて購入されて持って来られました。
高音質ジャズCDとして評判との事。

第5回テクノマンデー④

次回も「CANADIGI」、と「CANADEL」の音質を聴いていただくことにしました。

たかがケーブルされどケーブルと揶揄されますがグラウンドノイズ対策を施したケーブルはこれまでのものとは次元が異なっております。

オーディオ機器のグレードアップに匹敵するほどの音質改善を実感していただけます。

第6回テクノマンデー 11月3日のお天気がよいことを祈っております。

第4回テクノマンデー

去る9月15日(月曜祝日)に右京区にある喫茶双園にて第4回テクノマンデーを開催しました。

グラウンドアイソレーションデジタルケーブル「CANADIGI」とグラウンドノイズスプリッターケーブル「CANADEL-RCA」、「CANADEL-XLR」をデュアルコアD/Aコンバータ「MODEL45Ⅱ」、「MODEL45ⅡXLR」、デュアルモノーラル真空管プリメインアンプ「MODEL57」、デュアルモノーラル真空管プリアンプ「MODEL51」、デュアルモノーラル真空管SCPPパワーアンプ「MODEL52」で聴いていただきました。 

第4回テクノマンデー①
僅かに白いグラウンドアイソレーションデジタルケーブル「CANADIGI」がソニーのDVP-F35Pにつながっているのが見えます。

参加者さまの持ち込まれたケーブルとの聴き比べを謳っていましたが、評価をされることを望まれない方には不快な思いを与えてしまったようでした。
第4回テクノマンデー②

次回の第5回テクノマンデーではグラウンドノイズ対策を施していない同一プラグ/ケーブルのものと比べて聴いていただくことに改めました。

第5回テクノマンデーは10月13日(月曜祝日13:00~15:30 喫茶双園さまにて開催します。

お時間のある方はぜひCDソフトをお持ちになって覗きに来てください。 

「CANADEL」記

オーディオケーブルなんてものは規格ものですので外装デザインの自由度がほとんどありません。

電線メーカーさんに作って貰ったケーブルとコネクターメーカーさんが作っているプラグをくっ付けるので太さの違いこそあれどれも似たようなものになっております。
だいたいオーディオケーブルなんてなものは不必要なものでCDラジオでは内部配線で事足りてしまいます。

とは言うもののオーディオケーブルなしには鳴らせないので「MODEL51」「MODEL52」デモには以前収録に使っていたケーブルを短くして使っていましたが、「MODEL57」との差が思ったほど出ませんでした。
「MODEL57」の良さがそういう結果を招いているのですが、搭載している「MODEL5X」モジュールの音質が良いことから考えると更に良くならないと辻褄が合いません。

幾つかケーブルを購入して試作したり、お客さまから借りて試してみましたが、中域エネルギーが低域に移るといったスペクトル分布の示す形が変化するだけで音楽的な向上に結びつきません。
どうにも合点がいかないのでグラウンドアイソレーションメソッドを活かしたケーブルを作ってみてはと思いたって作ったのが「CANADEL」ケーブルです。

これまでのケーブルが信号伝送に目を奪われてグラウンドノイズも伝送していることに気付くと一気に開発が進みました。

「CANADEL」はグラウンドアイソレーションメソッドを活かすため独自開発したグラウンドノイズスプリッターを搭載しています。
どこまでも自然でケーブルの存在を感じさせないのはグラウンドノイズの伝送が音質劣化の要因であることを示しています。

サウンドを極める方にもお勧めの一品に仕上がったと自負しております。

一度ご試聴ください。
新しいオーディオの地平を感じていただけるものと思います。

ダイナミックレンジ

「Arbitrary Time in 京都 」は小林先生のダイナミックレンジの話で始まりました。

デジタルオーディオ特有の広いダイナミックレンジを活かして 自然な生楽器の音を楽しめるように収録するのが有るべき姿であるとレンジの広い録音と狭いものの違いをDATのレベルメーターを用いて示されどちらが自然に聴こえるかを問われていました。
井上先生が用意されたクラシックのソフトも弱音部は音が小さく合奏のフォルテッシモで大きな音のするダイナミックレンジが広い収録のものでした。
拙がリファレンスに使っている谷本久美子嬢のCDはワンポイント録音したものを無加工でリリースしたものでダイナミックレンジの圧縮がなくリアルな演奏空間が浮かび上がります。

一方アナログレコードは針の擦動音に埋もれてしまわないように弱音部のレベルを上げフォルテッシモでの針飛びを避けるためコンプレッサーをかけてカッティングしなければなりません。
ダイナミックレンジを抑えた音ですが、長年アナログレコードを聴き込んできた者にとってはそう言った音調が好ましいのも事実です。
謂わばアナログレコードは佃煮のような濃厚な味なので上品な椀ものの吸い物の旨さより分かりやすくリスナーの支持を得やすいように思います。

小林先生はデジタルオーディオも濃厚な味を求めてダイナミックレンジの狭いマスタリングが加速してゆく現実に苦言を呈しておられましたが、音楽をサウンドと捉えるとこの風潮は益々正当化されるのかも知れません。
ジャズやポップスではサウンドが勝った音が好まれるのでアナログレコードを良しとする方が多いように思います。
圧縮したものの方が良いとするならジャズやポップスではMP3のようなナローダイナミックレンジの方が理にかなっているのかも知れません。
携帯音楽プレーヤーやスマートフォンで鳴らされているのは殆どがポップス系の音楽のように思います。

一方アナログテープデッキのダイナミックレンジを拡げるためにdbxなるエキスパンダーを用いてフルオーケストラの広大なダイナミックレンジをなんとか収録しようとした時代がありました。
オープンリール+エキスパンダー前提のテープメディアや30センチLPサイズながら45回転でリリースされたダイレクトカッティングレコードはダイナミックレンジの広い自然な音に近づけようとの熱意がありました。
そのスペックを超えるCDの出現でダイナミックレンジを広げようとしたアナログメディアは淘汰されてしまいましたが、待望のワイドダイナミックレンジメディアの出現はどうしたことかコンプレッサーとリミッターを活用して濃厚な味に仕上げて販売に結びつけようとする方向が幅を利かせています。

温故知新の筈が先祖帰りになった上にその音調をハイレゾリューション化したものを良しとする論調が重なりハイスペック、ハイレゾリューション大容量デジタルメディアがこれからのオーディオのあるべき姿などと喧伝しているようでは仏作って魂入れずのような気がしてなりません。
小さな葛篭より大きな葛篭を持って帰った意地悪爺さんの話を思い浮かべてしまいます。
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