FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アナログプレーヤー点検

昨日はお客さんに呼ばれてアナログプレーヤーのノイズ対策に行きました。
重さ500キロとの防音ドアを開けて入れていただくとJBLのD123がフルレンジでバランス良く鳴っていました。
しかし通奏低音ならぬ通奏ハム音が楽音の底に流れています。
氏は電源アースを大地に落とす3ピンコンセントを部屋に引き込んでおられますので電源アースにオシロのアースを取ってプレーヤーのシャシーにプローブを当てると不思議なことに60Hz150Vppの信号が観測できます。
強制的にシャシーアースを電源アースに取ると僅かに火花が出るもののほぼ0Vに落ち着きます。
しかし通奏ハム音+モーター音のような音には変化がありません。
このアナログプレーヤーは専用フォノイコライザーを内蔵するために通常のフォノイコライザーアンプが使えません。
トーンアームのグラウンド不良気味の音とフォノイコライザーアンプのトラブルの可能性に加えてモーター音の発する回転ノイズが、混ざったようなハム音が常について回っているのです。

20120716-01.jpg

ドイツ製で50年選手という強者ですが実働年数は僅かと思われるほど綺麗な状態です。(フォノイコライザーの端子が後ろ側なので置き方が後ろ前になっています)
モーターは専門業者に出されての完全オーバーホールが行われており、アイドラーやターンテーブルスピンドルオイルも新しいものに交換されているので、実に静かで安定した回転をしています。
持参した弊社のMODEL14bにカートリッジ出力を入れることが出来ればハム音はまず出ないと思うのですが、トーンアームの細いケーブルはコネクターで直にフォノイコライザーアンプに繋がっていて一寸手が入りませんでした。
薄いステンレスパネルかなにかでケーブル類を保護しながらの半田ゴテ作業でないと焼損してしまうのでやめました。

20120716-02.jpg

専用フォノイコライザーの出力トランスの仕様がわからないので、元から付いている出力端子のRCAケーブルグラウンド側をハム音が小さくなるポイントに接続して実用範囲としました。
内蔵フォノイコライザーを使う以上バランスアンプで受けないと正確な伝送にならないので、次回はバランスアンプの試作機を作って持って行くことにしました。

20120716-03.jpg

当日の一番の成果は拙がプレーヤーの点検にかかっている間に、氏が山水の純正キャビネットに取り付けられていたフルレンジをウーハーとホーンドライバーの2ウェイユニットとネットワークに替えられており、後で一緒にスピーカー調整を行った結果、実にストレスの無い音が出るようになったことです。
ウーハーコーン紙が全くの新品(15年ほど前に両チャンネル共にコーン紙交換されたまま封入されていました)なので低域は不足気味ですが、ホーンドライバーとの繋がりが良くて実に魅力的な音がします。
高能率スピーカー特有の解放的な音は現在主流の低能率高精細系とは異なった良さを感じさせてくれます。
純正キャビネットの七宝格子は欠けもなく、とても50年も経っている様には見えません。(スピーカー台は有り合せのものです)

20120716-04.jpg

動作テスト用にMODEL57を持っていきました。スピーカーも触るとの案内があったのでiPodの使えるMODEL37Ⅱiも用意しました。
MODEL57は最初に繋がっていたアンプよりスピーカーとの相性が良いとほめていただきました。

検索フォーム
リンク


QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。