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MODEL57 その1

MODEL57はEL34を出力管に採用しています。
細身で丈の高い佇まいが好きなのですが、思い起こすと最初の自作真空管アンプに使ったのがEL34でした。
初段はFETの2SK30か2SK68だったように思います。EL34のカソードに配した抵抗に発生する電圧をFETのドレインにかけていました。
FETのSRPP回路はドレインに掛かる電圧の半分の電位で信号が出ます。EL34シングルアンプの自己バイアス電圧が-15Vだとすると倍の-30Vになるようにカソード抵抗値を2倍にしてやります。カソード電圧を30Vにまで上げるとカソード/グリッド間電圧は-30Vとなります。完全にブレーキが掛かったようになりグリッドに音楽信号を入れても上手く増幅しません。
そこでカソードに発生した30VをFETのSRPPに掛けるとほぼ15Vが出ますから、EL34のグリッドに直結してやると-30V+15V=-15Vのカソード/グリッド間電圧となります。するとちょうど良いバイアス値がEL34のグリッドに掛かるのでございます。
簡単にロフチンホワイト風前段直結の無調整シングルアンプの出来上がりと言うわけです。
万一バイアスが浅くなるとカソード抵抗に発生する電圧が高くなり、FETのSRPP回路の中点電圧も上がりますからグリッドに掛かるバイアスが深くなりカソード電位を下げるように働くのでオートバランスバイアスと言った真空管アンプになるのです。
FETのゲートは入力コンデンサーが要らない上にEL34のグリッドにも結合コンデンサーが要らないと言う誠にシンプルな直結真空管アンプになるのでございます。

考えて見ればMODEL57はFETを真空管12AX7に置き換えて、EL34のカソードからの給電をプレートからの給電としたようなものだと最近気が付きました。
FETと同じように真空管もカソードから電圧を貰えれば良かったのでしょうが、真空管では電圧が低過ぎて上手く働きません。
電圧の高いプレート側から頂くことにしてEL34のグリッドを前段の12AX7と直結にして結合コンデンサーを不要としたように見えるのでございます。
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