スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

十年

テクノクラフトオーディオデザインが始まりまして今日十年経ったのでございます。

一年掛かりで作り上げた第一号機「MODEL1」から音が出た時の感激は忘れられません。
更に一年掛かりで「MODEL1a」を新規筐体設計と新規基板で作るという大胆なことをしでかしまして高い授業料を払うという事もいたしました。
その後「MODEL11」とペアになるパワーアンプ「MODEL12」をもちましてMJ誌テクノロジーオブザイヤーを頂いたのでございます。
もはや「懐かしいな」とも思えますが、真空管パワーアンプは「MODEL12」から先まったくリリースしていないのでございますから、最新作であり続けておるわけでございます。

逆に言いますと真空管アンプメーカーでありながら真空管パワーアンプが一機種しかないという不細工なことをしでかしているわけでございます。
更に付け加えますと真空管プリメインアンプがラインナップに無いまま、世界で唯一のデュアルコアD/Aコンバータを開発したり、オールFETフォノイコライザーを開発してみたりしているのでございます。

真空管アンプとは異なる方向にも力を注いだのはグラウンドアイソレーションこそがオーディオの基幹に関わる肝心要であることを知らしめるためにはもっとも効果的ではないかいな?と思ったからでございます。

真空管だけにこだわれば「MODEL45」はMJ誌テクノロジーオブザイヤーの優秀賞を頂く栄誉には至らなかったのでございますから、余所さんには無い物作りこそが大事だと思うわけでございます。

グラウンドアイソレーションこそが音楽を奏でる基幹であるとするからには、初めての真空管プリメインアンプはその理屈通りのものにならなければならんのでございます。

「MODEL1」や「MODEL1a」に掛かってしまった手探りの一年と比べれば、十周年記念機とも言える「MODEL57」は狙い定めた着地点に辿り着くための一年となった訳でございます。

電解コンデンサーの音質の悪さを克服するための十年でもございました。
「MODEL1」から「MODEL45」までは電源に出来るだけ電解コンデンサーを使わない設計を貫き通して、余所さんにはない音楽を奏でるアンプを作って参りましたが、フィルムコンデンサーを電源に使うと原価が一桁以上高いためにどうにもお安くならないのでございます。

何とかの一念岩をも通すといいますが、まさに電解コンデンサーを使わんがために音楽を奏でる音質に辿り着けなかった暗闇の中に一筋の光が降り注ぐように「RNS」というアイデアが浮かんだのでございます。

そのような道程を経て完成した「MODEL57」をもって設立十年の出発点とするのでございます。
音質は一桁高いものをも凌ぎますので実質的な部品の使いこなし方は余所さんの百倍もあるのでございます。

十年の成果が刻み込まれた「MODEL57」の宜しくのご試聴を賜りたいと願うわけでございます。
検索フォーム
リンク


QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。