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ダブルスタンダード

半導体アンプのダンピングファクターと真空管アンプでのダンピングファクターが大きく違いながらも共に認知されているのがなにやらダブルスタンダードだと思うのでございます。
更にややこしいことにダンピングファクターの影響を受けるスピーカー側と送り出すアンプ側では数値が一致しません。

ダンピングファクターの測り方などを紐解くとアンプとスピーカーを模した8Ω抵抗をつなぐ図が出てきます。
無負荷時と負荷時の出力値を測って変化率を算出すると記されているのですが、実際のリスニングではスピーカーケーブルを介在して聴いておるわけですのでやや現実に即していないなと思うのです。
アンプの出力端子側で測ればケーブルの抵抗分とボイスコイルの抵抗分が負荷になりますので2SQ(2mmスクエア=ニスケ)のケーブル10Mを用いた場合の抵抗分約0.1Ωとスピーカーユニットの8Ωを合わせた約8.1Ωが負荷になります。
0.988倍負荷が軽くなりダンピングファクター値は僅かによくなる方向になります。

一方スピーカーユニット端子側からみるとアンプの内部インピーダンスとケーブルの抵抗分を足したもので駆動されることになります。
ダンピングファクターが100の場合は内部インピーダンス0.08Ωのアンプとニスケのケーブル抵抗分の0.1Ωが足されて実質0.18Ωの内部インピーダンスのアンプで駆動されているわけです。
ダンピングファクター100のアンプと言えどもスピーカーユニット端子側からみるとケーブルの抵抗分のためダンピングファクターは半減してしまうのです。
ですので、ダンピングファクターが無限大で有ったとしてもスピーカーケーブルの抵抗分より低い半導体アンプの内部インピーダンスはマスキングされて意味を持たなくなるのではないかと自問するのです。
とはいえダンピングファクターが1を割り込むとスピーカーの持つインピーダンスカーブの沿った特性に近くなりますので低域が膨らみ高域がハイ上がり気味に聴こえますので、好ましいダンピングファクター値があるのではないかと思うわけです。
高い方と低い方とで二極化しているダンピングファクター値のオーディオ機器としてはほとんど存在しない値あたりに美味しいところがあると睨んでHD(ハイダンピングファクター)真空管アンプに話をつなぐ魂胆なのでございます。
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