デュアルモノーラルフルバランス真空管プリアンプ「MODEL11Ⅱ」徒然①

「MODEL11Ⅱ」のアイデアはデュアルモノーラル真空管プリアンプ「MODEL51」をデュアルモノーラル真空管プリメインアンプ「MODEL57」をベースに製作したことから生まれました。
フルバランスプリアンプの源流がプリメインアンプでは有難みが無いようですが、「MODEL11Ⅱ」を説明するには「MODEL57」からはじめないと突然変異のようになってしまいます。

シングルアンプとしては群を抜く高評価を得た「MODEL57」の音質を保った真空管プリアンプをまず計画したのです。
「MODEL57」のスピーカー駆動用の出力トランスをバランスライン出力トランスに換装するアイデアが浮かび取引先のトランスメーカーさんに相談しました。
600Ω負荷でありスピーカーと比べると小出力なので小型のライン出力トランスが届くものと思っておりましたが、届いたものはスピーカー駆動の「MODEL57」の出力トランスと同一コアサイズの大きなものでした 。

まずは聴かなくては前へ進みません。
「MODEL51」試作アンプを組み上げてパワーアンプに送ることにします。
まだバランス入力を備えた「MODEL52」も完成しておらずとりあえず2台用意した「MODEL57」のL/Rチャンネル入力に「MODEL51」のXLR出力をHOT/COLDのRCA端子変換ケーブルで入力しました。
出力は「MODEL57」のスピーカー端子L側にスピーカーの+側を、R側にスピーカーの-側をつなぎます。

「MODEL57」の音質の良さを保ったまま更にダイナミックな音楽表現を堪能しました。
「MODEL57」の2倍の14W出力ですが、単に倍出力と云うだけではなく質感にステレオ使いでは得られないリアルさがあります。
しかしシングルアンプの2倍というバランスシングルドライブアンプの理論値通りの数値では真空管パワーアンプ単品コンポーネントとしてはやや物足りないので無い頭をひねることにしました。
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